公式アプリ連携で数万人規模の来場者にストレスフリーな体験を実現 ― 長崎スタジアムシティのKEYVOXスマートロッカー導入
- Haruki Okawa
- 10月1日
- 読了時間: 4分

目次
この事例のポイント
業界
大型複合施設(スタジアム・アリーナ・ホテル・商業施設)
課題
数万人規模の来場者にストレスフリーな荷物預かりを提供し、公式アプリ連携や運営効率化を実現したい
導入の決め手
公式アプリとのAPI連携、クラウドによる大規模一元管理
導入効果
来場者の利便性が大幅に向上し、運営側の人件費削減や効率化に貢献
1. プロジェクト概要:大型複合施設と来場者体験の追求

「長崎スタジアムシティ」はジャパネットグループのリージョナルクリエーション長崎が運営する大型複合施設で、2024年10月に開業しました。
サッカースタジアム、アリーナ、ホテル、商業施設、オフィスなどを併設し、スポーツ観戦にとどまらない新たなエンターテインメントと交流の拠点となることが期待されています。
この一大プロジェクトにおいて、来場されるすべての方々に最高の体験を提供することは最重要課題の一つであり、その実現に向けたデジタル化推進の一環として、手荷物預かりシステムの最適化が検討されました。
2. 導入の背景:公式アプリ連携とクラウドの総合力

長崎スタジアムシティでは、来場者の利便性を最大化するため、施設公式アプリとのシームレスな連携が可能なロッカーシステムを必須条件としていました。
長崎スタジアムシティが目指したのは、スマートフォン一つで全てが完結するような、ストレスフリーな来場体験の提供でした。
そのため、ロッカー選定にあたっては、単なる物理的なロッカーではなく、公式アプリと連携し、クラウドで一元管理できる柔軟なシステムが求められました。
特に、大規模施設での多数のロッカーを効率的に運用できる「クラウドの総合力」が重要な要素として認識されていました。
複数のベンダーを検討する中で、ブロックチェーンロック株式会社が提供するKEYVOXスマートロッカーが注目されました。
KEYVOXは、その先進的なクラウドベースの管理システムと、他システムとの高い連携性により、長崎スタジアムシティの複雑な要件を満たすことが可能だと判断されました。
3. KEYVOXスマートロッカーの選定理由

KEYVOXスマートロッカーの選定にあたっては、以下の点が決め手となりました。
公式アプリとの高い連携性: API連携により、スタジアムシティアプリからロッカーの空き状況確認、予約、開閉操作までの一連の流れをシームレスに実現できる点。
クラウドによる一元管理: 大規模な施設内に分散する多数のロッカーを、遠隔からリアルタイムで管理・監視できる運用効率性。
安定性と信頼性: 商業施設や観光地での豊富な導入実績から、システムの安定稼働に対する高い信頼性。
4. 導入効果:来場者の利便性向上と効率的な施設運営

長崎スタジアムシティの各所にKEYVOXスマートロッカーが大規模に設置されたことで、来場者の利便性は飛躍的に向上しました。
イベント開催時など、混雑が予想される場面でも、公式アプリから事前にロッカーを予約することでスムーズな利用が可能となり、お客様のストレス軽減に繋がっています。
施設運営側にとっても、ロッカーの空き状況や利用履歴がリアルタイムで把握できるため、運用の手間が大幅に削減され、人件費の最適化にも貢献しています。
KEYVOXスマートロッカーは、手荷物預かりの利便性を高めるだけでなく、施設全体の顧客体験向上と効率的な運営を両立させる基盤として機能しています。
5. 今後の展望:スマートシティ構想への貢献

長崎スタジアムシティは、今後もデジタル技術を活用した「スマートシティ」構想を推進していきます。
KEYVOXスマートロッカーは、長崎スタジアムシティが目指すスマートな施設運営において重要な要素となっています。今後も、お客様のニーズに合わせた機能拡充や、他のサービスとの連携を通じて、よりパーソナライズされた体験を提供できるよう、継続的な取り組みが期待されます。
KEYVOXスマートロッカーは、長崎スタジアムシティが提供する高品質なサービスの一環として、来場者にとって快適で思い出に残る体験を創出し続けることでしょう。
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