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次世代オフィスの扉:QR1による全方位セキュリティと利便性の融合

更新日:1月15日




進化を続けるQR1に、また新たな機能が追加となり、より便利で安全なデバイスとしての成長を遂げました。


QRコードで認証を行い外側からロックを開けるという機能に加え、QR1を出口側にも設置することで、内側からの認証機能、つまり退室の際もQRコードを利用して開錠できるようになるという機能がプラスされ、利便性がさらに向上しました。


新機能を利用すると、オフィスやビルの入退室をより詳細に管理できるようになります。これまでは、入室時の認証は可能でしたが、退室の際の認証ができなかったため、退室の履歴は取れましたが誰がいつ退室したかを正確に把握することができませんでした。しかし、内側と外側にQR1を設置し、その2台を連携させることで退室時も認証ができるようになったため、入退室の記録を完全に把握できるようになったのです。


実際のオフィスでの使用例


私たちKEYVOXのオフィスでは、この新機能をすでに導入しています。入退室時にQR1でスキャンするだけで、誰が出社したか、誰が退社したかが時刻とともに自動的に記録されるようになっています。ついでにKEYVOX公式コミュニティの社員専用チャンネルに出社時間と、出社順位、今月の出社回数が報告されます。これにより、スタッフの在籍状況がリアルタイムで分かるため、管理がずっと簡単になりました。またこのオフィスでは、入退室だけでなく、各個人のスマートロッカーも同じQRコードで管理していますので、非常にスマートなオフィス環境が整っています。


私たちのオフィスのサムターン錠にはPiACKⅡが連携されており、そちらで開錠を行っています。そのサムターン錠は、カップでカバーされ手動では開錠できないようになっていますが、カップを付けるか付けないかは、お客様の判断で決めていただければと思います。社員しか出入りしないようなドアであれば、「退室時は必ずQR1でスキャンを行う」というルールを設けておけば、わざわざカップを付ける必要はないでしょう。あるいは、収益不動産系のビジネスであれば、「退室時にQRコードがスキャンされない場合は、当日の上限金額まで課金されます」といったルールを設定すれば、カップを設置しなくても問題なく運営が可能となります。このあたりは実際の運用の手間と、実現されたいことのバランスで検討してみてください。


セキュリティと利便性のバランス


QR1があれば、この便利な機能を、ICカードなどを導入せずともQRコードだけで利用することができます。それにより、スマホだけでより強固なセキュリティを手にしていただくことができます。ロックの開錠に必要なQRコードは、アプリで動的に生成され、15分に1回自動で更新されます。従い、万が一誰かのQRコードがコピーされたとしても、そのユーザーがコピーしたQRコードで開錠することはできません。もちろん、セキュリティ要件を落として、敢えてプリントアウトされたQRコードや事前に携帯などに配布したQRコード画像でもロックを開ける設定をすることは可能ですので、セキュリティと利便性のバランスを考慮し、皆様にとってより良い方法を選択いただければと思います。


設定は非常に簡単


設定は簡単で、動作のカスタマイズはKEYVOX Basicアプリで行います。「動作のカスタマイズ(高度な設定)」>「クラウドに連携する(wi-fi方式のスマートロック開錠)」という項目をオンにしてください。次に、KEYVOX管理画面にログインし、設定>デバイスで該当のロックデバイスを選択し、「動作のカスタマイズ(高度な設定)」>「関連するデバイスを追加」のなかから入り口側のQR1を選択します。この方式でペアリングすると、出口側のQR1が入り口側のQR1と通信して、入り口側のQR1がBluetoothでスマートロックを開けてくれるようになります。


このように、QR1の新機能は、オフィスのセキュリティと管理を大きく前進させるものです。QRコードを活用した新時代のセキュリティ管理が、QR1たった1台で可能となります。ぜひ、五反田のショールームにお越しいただき、この革新的なユーザー体験をご自身で体感してみてください。


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