top of page

成功事例  九州全域に展開するコワーキングスペースにKEYVOX予約システムとスマートロックの導入






「はたらくをオフィスから解放する」


テレワークや在宅勤務など、働き方の価値観が見直されている昨今、九州全域に「分散型ワークプレイス」を据える「九州アイランドワーク」。隣接するワークスペースは、車で1時間以内となるまで増やしていく計画で、九州の各地でクリエイティブが生みだされる手助けをしています。



すべては竹田市へのひと目惚れから始まった


代表取締役の馬渡さんは、大学卒業を機に上京し、ITベンチャー、コンサルティング会社を経て、デジタルアートなどを手がける「チームラボ」に入社。教育プロジェクト「学ぶ!未来の遊園地」の立ち上げに携わり、展示会スタッフとして全国を飛び回っていました。


数年間仕事をしていくなかで、子どものことや将来のことを考えるようになり、仕事をしながらも地方の移住先を探すように。


2015年、人や自然、そして城下町の雰囲気が残る街としての景観に魅力を感じ、大分県竹田市への移住を決意。




”九州全域” を見据えたプロジェクトをスタート


様々な紆余曲折を経て、竹田市から九州全域に目を向けて事業を行うことにした馬渡さん。


そこで感じたのは、フリーランスやテレワーカーたちのワークスペースが圧倒的に足りていないということ。「九州アイランドワーク」はそこに目をつけ、九州全域に「分散型ワークプレイス」を展開しました。


「九州全体で人の交流を増やし、地域の人たちに『働きやすさ』の場を還元したかったんです。僕自身、大分に移住したばかりのころ、作業ができるカフェが少ないことに困って、コンビニのイートインにお世話になってばかりでした(笑)。そのときの経験がこのプロジェクトのヒントにもなっています」


「九州アイランドワーク」では、九州を1つの島と見立て、旅をするように働ける「スポットづくり」を提案。現在は、5年後までの目標として、九州各地300ヶ所以上に同社の分散型ワークプレイスが存在する未来を目指しています。


“P2P型の不動産クラウドファンディングサービス”「クラウドリアルティ」を活用し、新しくワークプレイスの開発・運営を行っています。



“遊休スペースの活用”と“働き方”の課題を同時に解決する

「分散型ワークプレイス」


近年、IT企業の積極的な誘致を行っている九州・宮崎は、その暮らしやすさ・過ごしやすさから、ワーケーションとして訪れるビジネスマン・関係人口の増加で注目を集めています。その一方で、テレワーカーなど独立した働き方をする人たちの受け皿となるようなスペースが少ないのも事実です。


宮崎を始めとした九州全土におけるワークスペースの少なさや、一か所のコワーキングオフィスで起きがちな「周囲に集中力を削がれる」「社外秘な話ができない」「利用ルールがわかりにくい」「コミュニティが出来上がっていると入りにくい」といった課題を解決すべく、2019年1月に設立された九州アイランドワークは、「分散型ワークプレイス」で新しい社会インフラの構築を目指しています。





同社は「はたらくをオフィスから解放する」をコンセプトに、5年後までに九州内で335カ所のワークプレイスの展開、有料会員登録者数2000名以上を目標としています。「分散型ワークプレイス」は、月額15,000円というリーズナブルな価格で、快適な環境が整った複数のワークプレイスを利用できるサービスです。


各ワークプレイスは、駅から徒歩圏内のビジネス街にある空きビルや、地域に眠る空き家・廃校などの遊休施設をリノベーションして利用するほか、九州に300カ所あるという無人駅の利活用、さらに西日本高速道路㈱(NEXCO西日本)・宮崎大学地域資源創成学部と連携した社会実験事業としてサービスエリアにトレーラーハウスを利用したワークスペースの設置を行っています。





KEYVOXの予約管理システムとスマートロックで利便性向上・完全無人運営


ブロックチェーンロック社は、KIW専用アプリを提供し、ワークプレースの利用予約、決済、暗証番号・アプリでのカギの開閉に加え、ブロックチェーン技術を利用したKIWポイントの管理機能を提供しています。


空間管理業務の運営、サービス展開の加速に、KEYVOXサービスは必須アイテムとなっています。





「地方への興味が一番なんです。大分県、ひいては九州全体のポテンシャルを信じています」



今後、300ヶ所以上の分散型ワークスペースの設置を目指しているため、利用者にはしっかりメリットを理解してもらい、新しい働き方や新しい暮らしへの一歩を踏み出してもらう必要があると言います。


「また、地方には広い意味でのディレクターが圧倒的に足りないと思っています。クリエイターとクライアントのマッチングがしたいし、社会インフラを作ってクリエイティブの流れを作りたいんです。九州の『閉ざされた島』というイメージを払拭したいんですよね」


「チームラボ」で全国を飛び回り、各都道府県の魅力を知った馬渡さんが辿りついた大分の地。そんな馬渡さんは今、九州で働く人たちの「新しい社会インフラ」を提供すべく、奔走し続けているのですーー。



今後も九州アイランドワークから目が離せません。

そして、KEYVOXも更なる機能充実を図り、KIWのサービス加速の一助となれるよう邁進し参ります。




Comments


bottom of page